維伝 朧の志士たち

陸奥守吉行と、坂本竜馬に焦点をあてた話。

「あいたくなかったのぉ」

殆どの、というか大抵の刀は主に会えて、自分を愛してくれた主に再開して話すことができて嬉しいと思う。むつはすぐに、悲しそうにこの台詞を絞り出した。とんでもねえ伏線。

ずっっと二羽の鳥の動向や動作の優雅さに見惚れてましたね。小烏丸さまの烏感に磨きかかってきててびびった。

染つると二羽で仲良さげに南海先生の肩によっかかってるところ、鳥が枝にとまってる幻覚見えたまじで。

染つる、まじでクレイジーソードJAL丸国永。始終はしゃいでて面白かった。健つるは穏やか??まあ常識の範囲内の驚きソムリエだけど、染つるは狂気。

「じゃあねってした人とまたあったらどうしたらいいですか!」それ裏声つくってまで聞くことかwwwww

 

そしてハウルの動く城より挙動不審な土佐の街。いやなんで動いてるの流石にそれは歴史の歪で説明できんだろ...。

朧の志士たち、タイトル=盛大なネタバレだったとは。節子それタイトルちゃう、答えや...。

 

人斬り以蔵の刀だった肥前と、共鳴する朧の以蔵。偽物だけど、どこかにいた本物の以蔵の想いがつくったものならば、偽物と簡単な言葉で言い切れないものではないだろうか。

(関係ないけど偽物って言葉につい反応してしまったよ!!!!)

 

人そのものが想いで造られるっていう展開は予想してなかった。もはやなにが敵になるかわかったもんじゃないな。

あと最初の南海朝尊太郎の罠仕掛け台詞集の音楽と南海先生の可愛いポーズがすき。めっちゃみる。

 

以下、円環の話

そして気になって仕方なかったのが、でかすぎて本題が霞んでしまう山姥切国広だったものの存在。

物語をおくれとしきりにいっていた。なぜなのか。しかもその物語はいままでの舞台の偉人の物語。山姥切国広は物語を集めて、どうやって三日月宗近を円環から引っ張り出そうとしているのか。

って思ったけど、物語が刀剣男士を強くするということを、ステの主が言っていて、故に陸奥守吉行は坂本竜馬に会うことになった。自分の物語である坂本竜馬と。

つまり山姥切国広は、物語を集めて、ループし続けて強くなった三日月宗近のように強くなって、三日月を救おうとしている、とか???

 

そして維伝の山姥切国広は、どこの時間軸の山姥切の成れの果てなのか気になる。

そもそも、維伝の文久土佐の任務を任されたむつたちはどこの時間軸のステ本丸なのか。

ここらへんの謎は今後とけていくのかなぁ...

てか、維伝で時間遡行軍みたいになってしまった山姥切国広と、今後戦闘になる可能性大だよね。てことは次の話の区切りは山姥切国広の喪失とか?救いようねええええ