いくさ世の徒花の記憶 2週目

歴史を10分程度調べて視聴。分刻みで流される細川家の歴史を、一回目よりは噛み締めて頭に入れることができた。

他本丸の山姥切長義は、「君たちの部隊は優秀でやりやすい」といっていたのがすごく気になる。同じ本丸の仲間に対してそんなこというか...??監査官としての癖が抜け切れてない個体なのだろうか。

青江と亀甲の組み合わせもよかった。亀甲、結構コミュ力たかいな...。さすが貞宗

黒田孝高の別の時間軸云々の話が最初はちょっとわからなくて、2週目でやっと理解できた。

歴史人物も、三日月宗近のように繰り返す歴史の記憶を保持できるってことですねこわい。これ再演の蘭丸もちょっと気付きかけてたからもう恐怖。歴史守るために何度も干渉し続けることがこんなに歴史を歪ませるとは。

ガラシャと忠興、そして地蔵と歌仙兼定

歴史をみると、そしてそこに彼らの感情を加えると、記録でなくほんとに記憶として残ったと思う。

忠興がもつガラシャへの愛を、地蔵がもち、修羅としての側面を歌仙がもつ。物が語る故、物語ってこういうことか。

古今伝授全然物語ってなくねえかって思った。古今伝授って文系名刀そのものだから、今回はあんまりって感じなんか。

刀ステ、噛めば噛むほど深みが出てくる。スルメか。

ガラシャが「鬼が来る」っていって、細川たの愛刀として歌仙兼定と対峙した。この最後のシーンに歌仙が着物の袖で、血を拭った。彼は細川忠興にかわって、ガラシャを斬ったっていうのを、ガラシャの袖で庭師の血を拭ったという逸話を伏線回収の形でやるシナリオ。脚本の未満さんが凄すぎる。

 

散りぬべきとき知りてこそ世の中の

花もはななれ 人も人なれ

歌ってすげえなぁ。こんななっがいなっがいはなしを、たった35文字で綺麗にまとめることができるんだからね!!!